セダム類について2


セダムを利用した屋上緑化はドイツが発祥の地とされています。ドイツでは屋上緑化をエクステンシブ(粗放型、環境型)とインテンシブ(管理型)の2種類に分け方をしており、エクステンシブ型では乾燥に強い多肉植物のベンケイソウ科の1種であるセダム類が多く採用されているようです。セダムには様々な種類がありますが、屋上緑化に適したセダムとしては、メキシコマンネングサ、モリムラマンネングサ、タイトゴメ、ツルマンネングサ、コーラルカーペット、サカサマンネングサ、マルバマンマンネングサ、オノマンネングサ、キリンソウなどです。草丈は5cm〜15cm程度のものが多く、種類によって常緑のものや落葉のもの、また色も緑色のみならず、青色のものや紅葉するものもあります。日本列島は南北に長いため、各地の環境に応じた品種が分布・自生しています。そのため、地域ごとの気象条件に対応した種類を選択することが鍵となります。大きくわけると関東以西は温暖地系、東北以北では寒冷地系品種が優勢に生育しており、屋上緑化を施す際の参考となります。セダム類含め、屋上緑化の施工方法は多種多様ですが、ローメンテナンス、ローコストであり、環境改善効果のある軽量薄層緑化として活用されています。




【参考】
国土緑化推進機構屋上緑化